マイホームの作り方

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憧れのマイホーム

 
結婚式を終えた皆さんの中には「次はマイホームが欲しい」と思っている方も、多いかと思います。

マイホームが「寝るために帰る場所」という方もいれば、「家族のコミュニケーションを育む」「子どもを元気いっぱい遊ばせる」「ペットを飼う」「趣味を満喫する」「こだわりの家具に囲まれて暮らしたい」など具体的なビジョンを元に、こだわった家づくりをする方も増えています。

一口で「マイホーム」と言っても、新築マンションや建売戸建てを購入したり、土地を買ってゼロから注文住宅を建てたり、中古住宅を購入してリノベーションを行ったりと、そのカタチは様々です。

 

新居のプランニング!

 
ハウスメーカーが定めるいくつかのプランから仕様を選んで建てる住宅は、ウエディングで言うところの「パッケージプラン」と似ています。

どんな家にしたいのか、プランニング(ウエディングで言う、挙式・披露宴)を標準化し、建築資材や設備、素材はハウスメーカーが定めるいくつかの規格品から選ぶケースが一般的です。(ウエディングで言えば、披露宴の料理やドリンク、装花、ドレス、演出などを、少ない選択肢から選ぶイメージです)。

パッケージ化することで工期(打合せ期間)を短縮できますし、選択肢を少なくすることで、ハウスメーカーは材料の大量仕入れが可能となり、結果としてリーズナブルな家づくりが可能です。(大抵の大手ハウスメーカーは莫大な広告・宣伝費を掛けているので、消費者に必ずしも還元されているとは言い切れないのですが……)。

 
それでは、「自分らしいこだわりのウエディング」に当たる家づくりとは?

好きな場所に大きな土地から購入して、一流の建築家に依頼。どこにもないオリジナルの家を建てて貰う……というのが理想の姿かもしれません。

しかし、限りある予算で、通勤・通学しやすい立地なども考えながら、希望の広さ・間取り・デザイン・素材など、要望を全て実現できる予算がある方は、ほんの一握りであることも事実です。

 

賢いリノベーション

 
そこで今、注目されているのが「中古住宅を買ってリノベーションする」という選択。新築と比べて抑えた費用で、ライフスタイルに合わせた自由な間取り・デザインに一新することができます。

通常、新築物件は購入後に資産価値が徐々に目減りしますが、はじめから中古のリノベーション物件は、将来の値下がりリスクが少ないという側面も。
まだ使える部分は既存を活かすことで「エコ」にも繋がりますね。

マイホームを検討中の方は、「リノベーション」という選択肢にも着目してみてはいかがでしょうか?

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