ウイスキーをたしなむ

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命の水

 
近年「ウイスキー」が注目を浴びています。一昔前までは「おじさんが飲むもの」というイメージがありましたが、ウイスキーをソーダで割った「ハイボール」の普及、そして国民的ドラマの影響で、幅広い年齢層に愛される定番のお酒となりつつあります。「ウイスキー」という名称は、ラテン語のaqua vitae(アクア・ヴィテ、「命の水」の意)に由来するそうです。

 

産地で楽しむ

 
ウイスキーは主に「世界5大生産地」と呼ばれるエリアで作られています。スモーキーフレーバーが特徴のスコッチウイスキーでお馴染み「スコットランド」、軽やかな味わいのアイリッシュウイスキーが作られる“ウイスキー発祥の地”「アイルランド」、ケンタッキー州発祥のバーボンウイスキーが有名な「アメリカ」、癖がなく軽やかな味わいの癖がなく軽快でカクテルによく使われるカナディアンブレンデッドウイスキーを主流とした「カナダ」、そして、スコットランド留学から帰国した竹鶴政孝がスコッチウイスキーのノウハウを元に作り上げた、ジャパニーズウイスキーの「日本」。

中でも日本のウイスキーは、ワールド・ウィスキー・アワード(WWA)やインターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)といった国際的な賞で相次いで受賞を果たし、世界中から注目が集まっています。

 

おすすめのカクテル

 
ウイスキーは、そのまま飲むだけでなく、カクテルのベースとしてもよく使われています。例えばバーボンなら、カクテルの女王「マンハッタン」や「オールドファッションド」、アイリッシュウイスキーなら「アイリッシュコーヒー」といったところが有名でしょうか。

そんな中でお薦めしたいのが「ウェディング・ベル・ドライ」。スコッチウイスキーをベースとしたカクテルです。結婚式の鐘を意味するネーミングに加え、オレンジのリキュールを加えることも特徴でしょう。オレンジの花言葉は「純粋・純潔」。プロポーズの際の一杯や、結婚式当日の食前酒に、取り入れてみてはいかがでしょうか?

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