結婚式の写真とビデオ

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結婚式の撮影どうする?

 
ウエディングの準備を進める中で、「こだわればこだわるほど費用が膨らみ続けてどうしよう」と悩んでいる方の声をよく聞きます。そしてそんな時、削られがちな項目の一つが、プロのカメラマンによる写真やビデオ(映像)の撮影です。

写真や映像をプロが撮影する意味については、過去のコラム「結婚式の撮影をプロに頼む理由」でご紹介いたしました。今回の議題は、「写真と映像どちらか一方を頼めば十分ではないか?」という疑問について。どちらかをプロに頼めば、十分思い出を残せると考える方もいらっしゃるようですが、そもそも、写真と映像の撮影を両方行う理由は何でしょうか?

 

写真と映像の違い

 
過去の記録を残すなら、映像が向いています。どんなに大切な思い出でも、歳が経つにつれ、記憶は少しずつ薄れて行くもの。動きや声も含めて記録される映像なら臨場感があり、再生するだけで当時の記憶が鮮明に思い浮かぶことでしょう。結婚式の映像に残された「今は亡き家族の姿に涙した」といった感想をもらす方も少なくありません。

一方、静止画である写真は映像のように再生機器を必要とせず、思い立ったときに見られる気軽さがあります。家の中にウエディングの写真を飾りたいと考えている人にとっても、写真は必須です。また、映像ほど「全てを語らない」ものの、だからこそ余韻があると言うか、「当時の記憶を思い出す楽しみがある」とも言えるのではないでしょうか。

 

大切な瞬間を残すこと

 
プロが写真や映像を撮影する場合、「何となく」撮ることはあり得ません。「この表情を切り取りたい」「会場内の雰囲気を反映させたい」「感動の瞬間を伝えたい」など、何らかの意図が込められています。映像と比べて情報量が限られる写真の場合はなおさら、そのメッセージが強く打ち出されるでしょう。

ストーリーを紡ぐ映像と、最高の瞬間を切り取る写真、どちらにも良さがありますね。もちろん、どちらもお願いすればとっても安心ですね。皆さんは、どんな思い出を残したいですか?

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