私たちの想い・公文邦雄

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やさしいきおくのメンバーを紹介する連載の第3回は、日本のウェディングスナップを確立したパイオニアである写真カメラマンの公文さんに話しを聞いた。

 

お会いできて光栄です!

こちらこそ、ありがとうございます。

 

公文さんが結婚式写真の元祖と聞いております。

いえいえ、私が活動する前から結婚式で写真を撮影するサービスはありました。もちろん当時はデジカメなんて無い時代でしたから、フィルムを使って決まったところで撮影をして、10枚から30枚ほどアルバムに貼付けて納品していました。

 

決まったところ?10枚だけ納品??

ヴァージンロードで1枚、指輪の交換で1枚、親族集合写真で1枚、乾杯で1枚、みたいな感じ。どの新郎新婦さんも、同じ場所、同じタイミング、決められた構図で撮影をするやり方だったんです。

 

「ウェディング写真の歴史」

 

現在からすると驚きですね。

そうですね。それで、もっと自由に撮影する方法はできないかと考えまして、挙式披露宴の当日に、新郎新婦さんの近くに張り付いて撮影する「ウェディングスナップ」を始めたんです。
そしたら、とても評判が良くってね(笑)いろんな写真会社、写真学校などに呼ばれて先生したりしてね。気がついたら日本全国に広まっていたんです。

 

すごいお話しですね!キャリアで言うと…

かれこれ25年やってます。途中で数えるのやめちゃったんですけど2500組以上のカップルを撮影しましたよ。

 

すごい……。

ありがたいことに、今も現役で撮影させていただいてます。やっぱり撮ってる時が一番楽しいからね。やさしいきおくの一員として若いカメラマン仲間と切磋琢磨できるのも幸せです。

 

「笑顔になれるコツ」

 

撮影で大切にしていることは?

全身全霊、おふたりのために一生懸命頑張ることですね。

 

前回の金子さんもそうでしたが、テクニカルなことではないんですね。

プロですからね。技術はあって当たり前で、そこに想いをどれだけ乗せれるかが大切です。あとは時代の空気感というかトレンドを意識するようにしてます。
ウェディング写真にもその時代のスタイルがあって、10年前に流行ったことが今年のトレンドになったりするから面白いですね。

 

結婚式当日は緊張のあまり表情が硬くなりがち… 素敵な笑顔になれるコツはありますか?

笑顔が苦手な方にも色んな理由があるようですね。笑顔よりも渋めに大人っぽく写りたい方や、こっそり知らない間に撮って欲しい方、そして本当は笑顔で写りたいが緊張してしまう方などが有りますね。
ポイントは、コミュニケーション能力の高いカメラマンを選ぶこと、緊張しにくい撮影方法の経験が豊富なカメラマンを選ぶことがとても大切です。

 

カメラマンのコミュ力が問われますね。

オシャレ、カッコイイ写真はカメラマンのセンスや知識、経験でカバーできますが、笑顔はおふたりあっての表現ですからね。おふたりとカメラマンの共同作業です。

 

初対面の人に「笑ってください!」と言われても難しい?

そうなんです。なので事前にカメラマンと顔合わせをしてから当日を迎えることも重要です。今は遠方の方ともスカイプなんかでお話しできますから便利になりました。

 

たしかに事前にお話ししておくと安心ですね。

あとは思い切り結婚式当日を楽しむこと。シャイな方は、笑顔や身振り手振りを、普段より少しだけ大きくアピールすることでグンと写真映えしますよ。

 

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