レインフォレスト・アライアンス

column_21

最近、カフェやショップなどで、緑のカエルのマークを見かけたことはありませんか?

 
国際的な非営利団体「レインフォレスト・アライアンス」は熱帯雨林の保護や維持などを通じ、地球環境や動植物を守るために生まれました。

例えば、コーヒーやカカオといった農作物の生産により生態系を壊してはいないか。
独自の基準を設け、クリアすればカエルマークの認証が与えられるという訳です。

 
ちなみにカエルは、自然環境が悪化すると最初に姿を消すと言われている生き物だそう。環境の変化に敏感なカエルだからこそ、環境保護のトレードマークになったのですね。

レインフォレスト・アライアンスの認証農園や認証森林で作られたものや、その産品を材料にして作られた商品には、カエルの認証マークを付けることができます。

私たちが良く目にするのはコーヒーや紅茶、チョコレートといった辺りですが、その他にも、果物や切り花、紙、家具など、多くの身近な商品が認定されています。

 
これらの商品を積極的に購入し、使用することはほんの小さな一歩ですが、日々の積み重ねが森林伐採を防ぎ、気候変動を減らし、野生生物を保護します。さらには貧困を減らし、商取引の方法を変えることもできるのです。

生態系の保全に一役買えると思えば、毎日のコーヒーブレイクがより豊かに感じられるかもしれません。

 
また、最近は結婚式でも、人にも地球にも優しい挙式を意識する方が増えています。「レインフォレスト・アライアンス認証」を受けたコーヒーや紅茶を振る舞ったり、ゲストへ送るプチギフトや引き出物も認証を受けた商品にしたり……。

 
自分たちやゲストのことはもちろん、地球のことも考えられるって、ちょっと素敵だと思いませんか?

 

やさしいコラム, 全ての記事, 読みものカテゴリーの記事