ブーケの起源…

 
今回は数あるウェディング・アイテムの中でも結婚式の当日、参列者から注目を集める「ウェディング・ブーケ」にまつわるお話し。

結婚式で花嫁が手に持っているブーケですがそもそも、なぜお花を使用するのか皆さんはご存知でしょうか？

お花にはもともと神秘的な力が宿っているとされ、邪悪なものから（この場合は花嫁を）守ると言い伝えられています。

歴史は…

 
ブーケという言葉は元来フランス語で「花束」を総称する意味で用いられます。

また「ウェディング・ブーケ」の由来については諸説あるのですが、19世紀前半のヨーロッパが起源だとされています。当時のヨーロッパでは花嫁は「ウェディング・ブーケ」を手に持つのではなく、種類の異なったお花で作った「花冠」を頭に載せて結婚式に臨んだとされています。

言い伝え

 
「ウェディング・ブーケ」の素敵な逸話としてはその昔、男性はプロポーズする際に道ばたに咲いていた野の花を摘み取って、それを束ねて好きな女性に贈って結婚を申し込んだそうです。

「YES」であれば女性はその花束の中から一本のお花を抜き取ります。そして男性の胸のポケットにそっと差し込んだとされています（これがブートニアになったわけです）。

最近のトレンド

 
一口に「ウェディング・ブーケ」と言ってもその形には色々なタイプのものがあります。楕円形のラウンドとキャスケードは定番ですが、最近は和装で結婚式を挙げる人びとも増えてきているので、球状の形をしたボールブーケの人気が高まっていると聞きます。

一生に一度の結婚式ですから、衣装だけでなくウェディング・ブーケには最高に気に入ったものをチョイスしたいものですね！