りんごのチカラ

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皆さんは、「りんご」と言えば何を思い浮かべますか?

小さな頃、風邪をひくと母親が摩り下ろしてくれたりんごかもしれませんし、小さな頃に読んだ白雪姫の毒りんごという方もいるかもしれません。西洋では、旧約聖書の「創世記」、つまり「アダムとイヴ」の話を挙げる方が多いようです。

万有引力の発見で知られるニュートンの「りんごの逸話」や、かじられたりんごのマークでお馴染み、スティーブ・ジョブズが創設した「アップルコンピュータ」も有名ですね。

 

健康には皮ごと食べて!

りんごの栽培が始まったのは、何と8000年も前のこと。日本には平安時代中期に入ってきたそうですが、当時は鑑賞目的の小さなりんごだったそうです。
本格的に普及したのは、アメリカから苗木を買い入れるようになった明治時代から。以来、食べたことがない人はいないというほど、身近な食べ物になりました。

「1日1個のりんごは医者を遠ざける」という言葉があるほど、栄養価が高いことでも知られています。中性脂肪の上昇を抑制し、アンチエイジングや整腸作用の効果も。生のまま、皮ごと食べるとより効果的です。

 

「選ばれた恋」

食べておいしく体に良いだけでなく、丸みを帯びたフォルムも魅力的。その可愛らしさから、装花やブーケ、ウエディングツリーなど、ウエディングの装飾にもよく利用されています。

そして、桜によく似た可憐な花を咲かせることでも知られています。時期が合えば、ほんのりピンクがかったりんごの花を、花冠やブートニアにできるかもしれません。りんごの花に魅せられて、りんご農園でフォトウエディングを決めるカップルも、少なくないそうです。

りんごの花言葉は、「選ばれた恋」
運命の人と巡り合って迎える結婚式を彩るアイテムとして、ぴったりですね。

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