定番のスタイル
「結婚」と「出産」という、人生の一大イベントをダブルで迎える「マタニティウェディング」。
入籍後、ゆっくりと挙式・披露宴の計画を立てていたところで妊娠がわかるケースもあれば、お子様を授かり、出産前に式を挙げることを決めたカップルも少なくありません。挙式全体の1~2割を占めると言われるほど「マタニティウェディング」は今や、メジャーな存在です。
しっかりと計画
ウェディングの準備には通常、半年から1年程度の時間を掛けますが、マタニティウェディングの場合は出産予定日を考慮し、2~3ヶ月で実現するケースが多いようです。
だからと言って、ウェディングの内容を妥協する必要はありません。メールや電話なども活用しながら密度の濃い打合せを行えば、一通りの希望を叶えることができます。安定期に入る妊娠5~7ヶ月程度を目安に、計画を立てましょう。
各種サービスを活用
「お腹が大きいと、素敵なドレスが着られないのでは?」という心配をされる方をよく見かけますが、体型をカバーしやすいAラインやプリンセスタイプを中心に、各種取り揃えがあります。お腹の成長に合わせて、挙式直前のサイズ変更に対応してくれるサービスを実施しているケースが多いので、事前に確認すると良いでしょう。
妊娠中でも好きな会場で、通常と同様の挙式・披露宴を行うことができます。ただし、体調には十分気を付けて、休憩スペースのある会場を選ぶ、ゲストの招待人数やお色直しの回数を抑えるといった工夫で、当日の負担を軽減することをお薦めします。
会場によっては、ひざ掛けやクッションなどを用意してくれたり、ノンカフェインの温かい飲み物を出してくれたり、つわりに考慮した食事メニューを考えてくれることもあるので、利用すると良いでしょう。
前撮りがおすすめ
注意をしたいのが、当日のタイムスケジュール。挙式と披露宴の会場が遠いと、移動に手間取ってしまうかもしれません。
また、費用などの関係で「前撮り」をせず、挙式前や、挙式と披露宴の合間などに撮影をするケースが多々ありますが、ただでさえイベントが盛りだくさんの当日、歩くだけで疲れがちな妊婦にとっては体への負担が心配ですね。
当日の負担をできるだけ減らせるよう、前撮りを検討してみてはいかがでしょうか?