腹式呼吸でリラックス

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季節の変わり目と自律神経

 
春から夏へと変わるこの季節は昼夜で気温の寒暖差があるため、風邪をひいてしまったという方もいるのではないでしょうか?

また梅雨時期に入るとよく眠れないという方も増えてきますが、自律神経が乱れていわゆる自律神経失調症になってしまう方もいます。自律神経は皆さんの体の呼吸器・循環器・消化器などの、生命活動が円滑に行えるように絶えず調整している大事な神経です。

 

胸式呼吸と腹式呼吸

 
自律神経失調症になった場合の回復方法はいくつかありますが、もっとも効果的で簡単な回復方法は「呼吸法」の見直しです。「呼吸法」は大きく分けて胸式呼吸と腹式呼吸があります。

まず胸式呼吸は、呼吸を浅くし交感神経の働きを過剰にする傾向があります。交感神経の働きが過剰になると副交感神経とのバランスが崩れるので、結果的に自律神経失調症の発症に繋がってしまいます。

 

呼吸法のバランス

 
鼻で息を吸い口で息を吐きながらお腹で呼吸をする腹式呼吸は、脳に酸素が行き渡りリラックス状態を作り出すことが出来ます。腹式呼吸は副交感神経の働きを活発にする効果があるため、自律神経失調症の発症を未然に防ぐと云っても良いかもしれません。胸式呼吸が交感神経と、腹式呼吸が副交感神経と関わっており「呼吸法」によってこのバランスを調整することが出来るわけです。

 

腹式呼吸でリラックス

 
自律神経失調症の回復方法として「呼吸法」を紹介しましたが、とくに腹式呼吸については緊張を和らげる効果がありますので、あがり症の方には一度試していただきたいと思います。結婚式の列席者に向けて祝辞やスピーチあるいは挨拶をする大事な場面で緊張から頭が真っ白になる時もあるかもしれませんが、腹式呼吸でリラックス状態を作り出せれば、必ず素敵なパフォーマンスとなりますね!

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