4月も後半に入ってくると、大型連休「ゴールデンウィーク」に心を躍らせる方が、少なくないのではないでしょうか?
「ゴールデンウィーク」という言葉が生まれたのは、1951年のことだと言われています。現在のゴールデンウィーク時期に公開された映画が大ヒットしたため、お盆や正月並みに興行成績が見込める期間ということで、映画業界用語として使われるようになったのが始まりだとか。テレビでよく言われる「ゴールデンタイム」と同じ発想から来た言葉だった訳です。
正式な休日は、4月29日の「昭和の日」に始まり、5月3日~5日の「憲法記念日」「みどりの日」「こどもの日」の4日間。以前は休日が飛び飛びになることから「飛び石連休」との声が多かったものですが、大型連休を取りやすくしようという動きが、毎年少しずつ広がっています。
まとまった休みが取れるとなると「この期間を利用して結婚式を挙げよう」と考える方もいるのではないでしょうか? 梅雨入り前で暑すぎず寒すぎず、服装を選ばない時期すので、ガーデンウェディングを希望する方には特に人気があります。
注意すべきは、ゲストのスケジュール。ゴールデンウィークは、多くの人が休みとなるウェディングに絶好のタイミングである反面、挙式に参列するために「恒例の家族旅行ができない」「お出かけができない」など出席者に我慢をさせてしまう恐れがあり、遠方から来てくれる場合は「宿泊費用や交通費がといった出費が通常よりも嵩む」という問題もあります。
呼びたいゲストの顔ぶれを考えて、ちょっとした旅行気分で参列して貰えるような間柄の方ばかりであれば、ゴールデンウィークのウェディングを楽しんでもらえることでしょう。旅行の予定がある参列者がいないか事前にヒアリングしたり、連休の初日にして休みが分断されないようにしたり、お車代を増やしたり、通常時以上に気を配ることが成功の秘訣です。
そして何よりも「連休中なのに来てくれてありがとう」という感謝の気持ちを忘れずに!