さようならのきおく

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卒業シーズン

 
三月は卒業を迎える方々が多い季節ですが皆さんの周りでも、この春に職場や学校を卒業される方はいらっしゃるでしょうか?

とりわけ親しくしてきた方と離れるのは寂しさを覚えますが、卒業はその方にとって新しい生活に向けて出発する門出ですので。もし皆さんが送り出す者の立場だとしたら、過ごしてきた日々を振り返られるような「記念品」を贈ってみてはいかがでしょう。

 

贈り物にメッセージを添えて

 
卒業される方が学生や社会人の場合、贈り物として人気があるのは『名前の入った「記念品」』です。進学される学校や就職先で実用的に使う品物にお祝いの記しとしてネーム入れを施して贈ってみてはいかがでしょう。

昔から定番とされているのがボールペンや鉛筆といった筆記用具ですが、最近はネーム入れの代わりに感謝の言葉や応援メッセージを添えるのが主流になっていると訊きます。

 
また、筆記用具の他に定番の贈り物として花束も候補に挙ってきます。卒業をお祝いする気持ちに溢れたラッピングされた花束に友人や同僚たちからのメッセージ・カードが付いたシンプルながら定番の「記念品」です。

こちらも最近は趣向が変わってきてプリザーブド・フラワーを使ったいつまでも飾っておけるタイプの花束や、お洒落なギフトボックスに生花を詰め込んだタイプも人気のようです。

 

感謝の気持ち

 
その他にも瓶のラベルに名入れが施されたお酒や、お祝いのメッセージが記されたギフト券など。「記念品」のバリエーションは世の中にたくさん在りますが、「記念品」の内容よりも大切なのはその方と一緒に過ごした日々の思い出や感謝の気持ちがきちんと伝わるかです。

いつの時代も卒業は切ない気分になりますが、その方にとっては節目の時ですから気持ち良く送り出してあげましょう。

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