早起きは三文の徳

column_68

朝活ブーム???

 
数年ほど前から「朝活」に注目が集まっています。小さな頃から、学校や家庭で「早寝早起き」を薦められてきた方がほとんどでしょうし、「早起きは体にいい」という話はもはや常識。

それでも…分かってはいるけど「ギリギリまで寝ていたい」という方が多いのではないでしょうか?

 

早起きのメリット

 
そもそも、なぜ早起きが大切とされているのか、皆さんはご存知ですか?

朝早く起きて太陽の光を浴びると、脳の中央にある内分泌器「松果体」が刺激され、すっきりと目覚めることができます。その約15時間後には、眠りを誘うホルモン「メラトニン」が分泌されます。

つまり、起きる時間が遅いと、眠くなる時間も遅くなってしまうという訳。まずは体内時計をととのえることが「朝活」の第一歩です。

できれば平日も休日も起床時間を一定に、難しければ1時間程度の時間差で起きることを目指せば、リズムを作りやすいでしょう。熟睡するために遮光カーテンで部屋を暗くしている方もいるかと思いますが、朝が来たことを脳に認識させるため、カーテンを開ける習慣をつけたいところ。15分程度“日光浴”の時間を作ることがベストとされています。

 

水分補給と軽い運動

 
起きたらまずは、1杯の水を飲みます。寝ている間に汗などで失った水分を摂取し、血液をサラサラに。脳をすっきりとさせ、胃を適度に刺激する効果もあります。

 
それから、軽く体を動かす時間も設けることができればベストです。ジョギングや散歩に出かけて外の空気を吸っても良いですし、家の中でヨガやストレッチを行うだけでも十分な効果があります。空腹の状態ですので、やりすぎには要注意。あくまで体を目覚めさせる程度に留めておきましょう。

 
朝食はゆったりと、よく噛みながらとりましょう。ミネラルが豊富なフルーツを摂取すれば、消化吸収を促進してくれます。炭水化物を摂取することで、ブドウ糖が脳まで届いて活性化しますし、腸が蠕動運動を開始。頭も、胃も、腸もすっきりと目覚めさせ、エネルギーをチャージしましょう。

 
早起きの習慣により、脳が最も活発に働く午前中のひとときを有意義に過ごすことができます。仕事や勉強に対する効率を高めたい方は、一度試してみる価値がありそうです。

 
ちなみに、朝活派のカップルに合わせ、午前中にブライダルフェアを行う会場もあります。ウエディングの計画で煮詰まっている方は、集中力を持続しやすい朝に、クリアな頭でプランニングに挑むのも手かもしれませんね。

やさしいコラム, 全ての記事, 読みものカテゴリーの記事