結婚したら…なんて呼ぼう…

結婚後の呼び名

「夫or旦那さま」「妻or奥さま」

 
結婚後の生活には、いろいろな変化がありますが、わかり易いところでは配偶者を紹介する時の「呼び方」があります。一般的に夫が配偶者のことを友人や会社の同僚に紹介する時は、社会人マナーとして「妻」と呼ぶのが正しいのですが。会話を聴いていると最近は、「うちの奥さん」「◯◯ちゃん(妻の名前にちゃん付け)」といった「呼び方」も多いようです。

婚姻届の奥様の名前の記入欄には「妻」と明記してあるように、法律の上では婚姻関係にある配偶者のことを「妻」と呼びます。「嫁」という表現は男性側(夫)の両親が他人に話す時に使い、お姑さんがよく「息子のお嫁さんは」と云っていると思います。また「奥様」という表現は他人の妻を敬って呼ぶ「呼び方」で昔は武家・商家の使用人が身分のある妻のことをそう呼んでいました。

「家内」という表現は他人に自分の妻ことを謙遜して呼ぶ「呼び方」で、家の中で生活する専業主婦的なイメージが強く残っている感じもします。その他にも「カミさん」「女房」といった「呼び方」もありますが、どれも昔気質の商売人や職人の方々が使っていた言葉のようです。

 

上手に使い分ける!

 
社会人マナーとして通用する「呼び方」は、夫が配偶者のことを呼ぶ場合は「妻」もしくは「家内」で先ず間違いないと思います。また妻が配偶者のことを呼ぶ場合は「夫」もしくは「主人」が正しい「呼び方」になります。

お互い同士で一緒にいる時は、名前やニックネームでも構いませんが、他人が同席する場合には、しっかりと使い分けることが必要かもしれませんね。

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