プレミアム・サンドイッチ
パンに好きな具を挟み、好きな場所で気軽に食べられるサンドイッチ。コンビニやパン屋に行けば大抵手に入り、私たちの日常に欠かせない存在と言えます。そんなサンドイッチが今、進化していることをご存知ですか?
サンドイッチと言うと、「イギリスの貴族であるサンドウィッチ伯爵が、トランプをしながら片手で食事をとれるように作らせた」という説が有名です。アメリカでは、“サンドウィッチ伯爵の子孫”が展開するサンドイッチ専門店「アール・オブ・サンドウィッチ」が人気ですが……。パンに具を挟む調理法はそれよりもずっと前、古代ローマ時代には存在したようです。
「沼サン」ブーム!!
今や世界中で愛されているサンドイッチですが、ここ数年、日本ではサンドイッチ専門店が急増しています。もちろん、従来の「卵サンド」や「ハムサンド」「かつサンド」といった定番も根強い人気がありますが、勢いが増しているのは、プレミアム路線のサンドイッチ。Instagramの投稿で人気に火が付いた「沼サン」はキャベツなどの野菜をたっぷり挟み、ボリューミーかつフォトジェニック。“きゅうりのひだパン”が話題の「ひだパン」は、トーストにのせるだけのシンプルなレシピで「忙しい朝でも作りやすい」と好評です。
最近はサンドイッチに特化したレシピ本も多数発売され、挟むパンの種類にこだわったり、リッチな具材を選んだり、カット方法やラッピングで工夫を加えたりと、各自でカスタマイズを加える人も増えています。
スイーツ好きの間では、フルーツサンドもじわじわと人気が上昇中。たっぷりのフルーツと生クリーム、やわらかなパンとの組み合わせは王道ですが、パンで挟まず、色とりどりのフルーツを敷き詰めた見た目も楽しむ「フルーツオープンサンド」も注目を集めています。
結婚式ビュッフェの定番
そこにあるだけで華やかな雰囲気を演出し、手に取りやすいサンドイッチは、パーティなどのおもてなしにぴったり! ウエディングの披露宴や二次会では、立食形式のサンドイッチ&スイーツビュッフェが人気です。
新郎新婦の控室に用意される軽食でも、サンドイッチをよく見かけますね。
皆さんも、サンドイッチを片手にホッと一息入れませんか?