ヴィーガニズムとは?
海外のセレブを中心として、実践者が増えているという「ヴィーガン」。皆さんは「ヴィーガン」の正しい意味をご存知ですか?
「ベジタリアン」と混合されがちですが、「ヴィーガン」はもう少し厳格。卵や乳製品、蜂蜜等といった動物性の食品を一切摂らないばかりか、革やシルク、ウール製品など、身に着ける動物製品も使用しません。徹底して動物由来の物を排除する菜食主義者を意味します。
「ヴィーガン」となる理由は様々で、信仰する宗教が肉食禁止であることに従って始める方も、健康への配慮で取り入れている方も、倫理的・環境的な側面から強い意思をもって実践している方もいます。
動物性たんぱくを摂取しないことで、野菜の水分をより体内に取り込みやすくなり、飽和脂肪酸やコレステロールの摂取を軽減。老廃物を排出しやすくなったり、体が疲れにくくなったり、五感が研ぎ澄まされたりといった効果があるのだとか。病気の予防や改善にもつながると言われています。
海外セレブが実践!
ビヨンセやアン・ハサウェイといった海外セレブが、ヴィーガンを取り入れたダイエットに成功したことから、世界中から注目を集めるようになりました。また、クリントン元大統領とヒラリー・クリントンの一人娘、チェルシーさんは、ヴィーガンウェディングを実施。ウェディンググケーキを含め、ほとんどのメニューにヴィーガンを取り入れたことが話題となりました。
以前、当コラムでコンフリクトフリーダイヤモンドの婚約指輪についてお伝えしたナタリーポートマンは、9歳の時から菜食主義を貫き、ヴィーガンを実践しているハリウッド女優として知られています。自身の披露宴の食事でも、ヴィーガンメニューをふるまったのだとか。
そんな彼女も、妊娠中はヴィーガンからベジタリアンへ移行し、卵や乳製品を口にしていたそうです。頑なにヴィーガンを貫くのではなく、時には柔軟に、無理のない範囲で続けることがポイントかもしれませんね。
ヴィーガン・ウェディング
日本でも、ウェディングにいろんなスタイルでヴィーガンを取り入れることが増えてくるかもしれません。披露宴の料理や飲み物はもちろん、ウェディングドレスの材質にこだわったり、挙式のサインに使いがちな羽ペンを使用しないようにしたり……。最近は日本でもヴィーガンレストランが増えていますし、ヴィーガンウェディングの経験がある式場も少なくありません。興味のある方は、一度会場に相談をしてみてはいかがでしょうか?