両想いのきおく

column_8

街中に出かけると数組の男女のカップルを見かけることがあります。
日常の何気ない風景に変わりはないのだけれど、
よく見るとそれぞれのカップルにも「両想い」と「片想い」の違いがあることに気がつきます。

 
あるカップルは手をつないで、仲睦まじく互いの顔を見つめ合いながら、
他愛のない会話でも笑顔で盛り上がっています。
一方のカップルは並んで歩いているけれど、手元のスマートフォン操作に忙しそうです。

 
同じような視点で周りを見渡してみると、世の中には
実にさまざまな「両想い」と「片想い」の組み合わせが存在していることが判ってきます。

 
いまの季節で云うと、たとえば「着ている服」がそうです。
涼しくなって早速、手に入れたばかりの秋服をおろしたのはいいけれど、
どこか着心地が悪い様子の人がいます。
その横で着馴れたシャツを身にまとっていかにも、「両想い」という雰囲気の人もいます。

 
「片想い」が宜しくないと云っているのではなくて、世の中にはそうした
『想い違い』がいくつも存在していて、
私たちはその存在に気がつくことで 「人生を楽しんだり豊かにすることが出来」るわけです。

 
なかには、「片想い」が「両想い」に変わるのを
じっくり愉しむ『達人』もいるようですが。

 
いずれにせよ、笑顔でいられる「両想い」で在りたいものです。
皆さんはいま、「何想い」でしょうか?

 

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