大手家電メーカーのパナソニックさんが、
2018年度中に蛍光灯の生産から完全撤退すると発表しました。
北欧家具でお馴染みのIKEAさんも、2015年9月から
照明関連の全商品をLEDに切り替える発表をしたそうです。
白熱電球よりも消費電力が格段に少なくて長寿命
消費電力が少ないため、二酸化炭素の排出量も減って環境に優しく
蛍光灯のような寒色系の光と、白熱灯のような暖色系の光を
その時の状況や気分にとって使い分けることもできるLEDは、
まさしく万能選手と言っていいでしょう。
購入コストも年々下がっているとあって
公共の場はもちろん、商業施設や住宅でも着実にLED化が進んでいます。
かたや白熱ランプは濃い陰影をつくり、空間を立体的に魅せてくれます。
食事をおいしそうに見せる効果があると言われているのも、白熱ランプ。
近い将来、消えゆく運命と言われていますが
赤みのある光はどこかレトロで、眺めているとホッとするものです。
照明の種類や自然光を上手に取り入れることができるように
光の本質を捉え、最適な場所に最適な照明を配置することは
私たちの暮らしを少しだけ豊かに演出してくれるかもしれません。
そして、光の効果は日常生活だけにとどまりません。
撮影に欠かせないカメラやビデオといった道具は
様々な種類の光、刻一刻と変化する光が最も美しい瞬間を切り取り、
いつまでも色褪せることのない思い出として残してくれます。
過去も、今も、未来をも照らす光と、あなたはどう向き合いますか?