こんにちは、やさしいきおく映像部の尾山です!
今日は、やさしいきおく映像作品の中から、僕が大好きな「モアイ」のオープニングをご紹介します。
映画やテレビ、スマートフォンの動画広告など、たくさんの映像メディアに囲まれた暮らし。
もちろん映像の創り手たちは、いろんな意図で作っています。なかでも、感情の起伏を映像で表現しようとする創り手の想いが込められた作品は、いつまでも心に残り人生を豊かにしてくれます。
・ふわり並んで天井に浮かぶ風船。
・大きな空の下、進む線路。
・披露宴で微笑む新郎新婦。
・シロツメクサを集める子供たち。
「モアイ」では、この4つの映像を組み合わせてオープニングを始めているのですが、そこにはもちろん意味があります。では、創り手が込めた想いとは何でしょう? また、それぞれの映像が撮影された状況はどんな様子だったのでしょう?
・ふわり並んで天井に浮かぶ風船。
【想い】ふたりの世界。いつまでも一緒にいること。
【状況】早朝からの婚礼準備。新郎新婦やスタッフ総動員で、バルーンリリース用の風船を膨らましている時に、2つの風船だけ天井に浮かんでいました。
・大きな空の下、進む線路。
【想い】未来に向かって進む。ゲストが乗車してくる電車の車窓から見た景色。
【状況】豊洲の披露宴会場へ向かう「ゆりかもめ」車内からの風景。
・披露宴で微笑む新郎新婦。
【想い】仲良く言葉を交わす。
【状況】披露宴の余興映像を見ながら談笑する新郎新婦。
・シロツメクサを集める子供たち。
【想い】ずっと一緒に仲良く。前世でのおふたり。来世でのおふたり。あるいは、生まれてくる新郎新婦のお子さま。
【状況】披露宴会場の近くにある公園で、たまたま遊んでいた子供たち。
「モアイ」をテーマに披露宴を企画したおふたり。
モアイの「ずっと一緒」「未来に生きる」という意味を映像で表現する為に、創り手は4つの関連性のない映像をつなぎ合わせてテーマを語ったのです。
もちろん、この映像から何を感じるかは見る人によって様々ですが、この映像のつながりに込められた想いこそ、大切な価値であると思います。
大空の下、ぐんぐん進む電車の向かう先はおふたりの笑顔。
とても幸せな映像のつながりを、みなさんも感じてみてください。
「モアイ」本編はコチラ↓
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