デザイナーフーズ

健康は食べ物から

今回は健康につながる食べものについてのお話し。

突然の話しで驚かれるかもしれませんが、日本の疾病症で死亡率が高いとされるのは癌だと厚生労働省は発表しています。癌ウィルスは私たちの身体の組織を破壊して機能不全に陥らせる特徴を持っていますが、近年は早期発見することで治る病いだと再認識されています。

また、その癌ウィルスに対しては抗体を作って予防が図れる食べものがあるのを皆さんはご存知でしょうか？

癌による国民の死亡率が高まっていた８０年代に米国の研究所が癌予防に効果のある植物性食品を「デザイナーフーズ」と名付けて発表しました。

さらに野菜や果物のほか、穀類や海藻類に含まれる成分でとくに効果の高い食べものをピックアップしてピラミッド構造のランク付けを行いました。ニンニクやキャベツをはじめ、グレープフルーツやメロンなど皆さんが日ごろから召し上がっている野菜や果物が品目リストに挙っています。

「デザイナーフーズ」のピラミッド構造は３つに分かれていて、上段に昇っている食べものほど癌の抑制効果が高いとされています。

ですが、翻って昨今は「肉食ブーム」が日本で巻き起こっています。週４日は焼肉屋に通うという肉食女子が登場したかと思えば、熟成した肉が愉しめる海外の有名店が日本に初上陸したりと話題は尽きません。全国の肉料理を紹介する「肉フェス」も人気を集めているようですが、癌の抑制効果は期待できないようです。

肉食中心の食生活が続けば、慢性病の元になることは米国の事例で証明されているようです。

できるだけバランスの良い食生活を心がけて「デザイナーフーズ」のような健康につながる食べものを、より積極的に摂り入れ、健康な人生、幸せな結婚生活につなげていきたいものですね。