しあわせのシンボルとして広く知られている、四つ葉のクローバー。子どもの頃、原っぱで一生懸命探した記憶がある方も、多いのではないでしょうか?
そのジンクスは、ヨーロッパから始まったとされています。アイルランドでは、クローバーやカタバミなど葉が3枚に分かれている草を総称して、「シャムロック」と呼び、古くから守護する力の象徴とされてきたそうです。
その後、守護聖人である聖パトリックにより、3枚の葉が“三位一体”を象徴していると説かれ、キリスト教の布教に用いられたことから世界中に広がりました。
現在も、アイルランドではシャムロックが国花として登録され、国営の航空会社のロゴにも使われるなど、最もメジャーなモチーフとして知られています。
三つ葉の突然変異である、四つ葉も同様の歴史を歩み、その希少性から、より強い力が宿っていると考えられました。四つ葉のフォルムを十字架に見立てることで「幸福のシンボル」とされたのは自然な流れかもしれません。アイルランドでは「神の恵み」と言われているそうです。
「夏至の夜に摘むと薬草や魔除けになる」という伝説もありかつてヨーロッパの結婚式では、クローバーを撒いて魔除けにしたと言います。
結婚式でフラワーシャワーを行う予定がある方は「クローバーシャワー」も検討してみてはいかがでしょうか?