大地の恵み

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健康には野菜食!

 
私たちが生きていく上で欠かせない「食べる」という行為。中でも野菜は、健康維持に必要なビタミンやミネラル、食物繊維、抗酸化作用があるポリフェノールといった栄養素を豊富に含んでいます。

新鮮な野菜であれば、消化を助ける酵素もたっぷり取れるでしょう。中でも「無農薬」「有機栽培」などの言葉が付いていればより安全で、栄養価が高いイメージがありますよね。

 

無農薬?有機野菜?

 
皆さんは「無農薬」「有機栽培」の定義をご存知ですか?

無農薬野菜とはその名の通り、農薬を使わずに栽培された野菜のこと。栽培期間中には農薬を使っていませんが、植える前の土などに農薬が含まれているかは問われません。

一方、有機栽培(オーガニック)野菜は、2年以上(果物などは3年以上)、原則として農薬や化学肥料を使っていない田畑で栽培・収穫される必要があります。無農薬よりもより厳しい基準に思えますが、「原則として」というところがポイント。JASが認定した、31種類の農薬が例外的に、使用を認められているのです。

どちらが良いのか選ぶのは非常に難しいところ。最終的には「無農薬か、有機栽培か」よりも、いかに信頼のできる生産者を見つけるかの方が大切かもしれません。

 

結婚式の料理に!

 
“顔の見える野菜”への関心は、ウエディングの世界でも広がっています。

料理に無農薬野菜を積極的に取り入れる方が多いのはもちろんですが、レストランウエディングを選んだ方を中心として、更なるこだわりを見せる方々も。

結婚式の日取りに合わせて畑を耕し、種を植え、ゲストの顔を思い浮かべながら収穫する。自分たちが育てたフレッシュな野菜で作られた料理が、ゲストへのおもてなしになります。

何より、一連の農作業を通じて、式を挙げる前から2人の絆が深まりそうですね。

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